ふじが丘通信
平成9年(3) 平成9年3月8日
発信人・北脇隆史

[1]
NTT周辺道路の巾・車道6m歩道無しは、県と宝塚市の行政指導で決定しました。

(1)
 平成8年3月1目、白雪野球場が売買によリ電気通信共済会の所有地となり、住宅地に転用される事に成りました。当時、自治会副会長だった北脇は、直ちにふじが丘の全住民に、文書を配布し売買の情報を告知しました。
 同時に、ふじが丘住民全員に説明会を開くよう、電気通信共済会に申し入れました。

(2)
 電気通信共済会は、宝塚市及び県と協議を重ね指導を受けて、4月末までに、基本設計を完成し、5月11日(土)に、ふじが丘の全住民に説明会を開きました。この時、ふじが丘の全戸に、基本造成図のコピーを配布しました。この造成図に、6メートル車道が描かれています。(同じ図に色を塗って、工事協定書のコピーと共に、10月に再度配布)

(3)
 現状の周辺道路は、橋を渡って右折し川に添って上る道が、全て5、5m巾。橋を渡り、直進する道は、5、5m巾ですが、一部は、4、9mと狭い所もあります。
 電気通信共済会が土地を提供して、周辺道路は全て、6m巾に拡張されます。この事は、説明会で説明がありました。

(4)
 説明会で、ふじが丘以外の人から、「自治会館を造れ」と発言があり、北脇が「自治会は、2丁目の住民に情報を秘し、福祉施設造成でも、中央エンタープライズの不法造成でも、地元住民に損害を与えているではないか。ふじが丘は、情報を公開し、住民で決める。介入するな」と反論し、住民から拍手がでました。6メートル車道については、住民から反対は出ませんでした。

(5)
 北脇は、宝塚市の指導と、説明会の状況を踏まえて、

  1. ふじが丘住民の為に、娯楽室(集会所)を電気通信共済会が建てて提供してくれる。
  2. 川沿いの周辺道路の、直角に近い曲角の2ヵ所は、5、5mの現状でも、乗用車同志の対向通過が困難なので、6メートルの車道幅を必ず実現する。

の2ヵ条の「覚書」を作り、協定書を交わしました。
覚書と協定書のコピーも、ふじが丘住民に配布してあります。

[2]
小学生の死亡事故も起る危険性のある、横穴式の車庫出口の直前の歩道に反対しましょう。

(1)
 歩道は、小学生や御年寄りの安全の為に作るものです。
消防車が確実に通過できる為には、現状の5、5m巾道路が必要です。
宝塚市が指導した6m幅を狭めると、50cmの歩道です。側溝に蓋をして歩道の一部としても、歩道幅は75cmぐらいです。人間の大人の肩幅は約50cmあリますから、人間が一人、やっと通れる狭い幅の歩道です。

(2)
 こんな狭い歩道を、横穴式車庫の側の造ると、車庫の出口と、すれすれの所を歩かねぱなリません。
 車庫内の車の運転席からは、小学校一年生の小さな体は、自動車の直前に来ると、エンジンルームの陰に隠れて、見えなく成ります。しかも、直前まで小学生が歩道を歩いて来るのが、横穴式車庫の中からは見えません。
 子供に気付かずに発進して、死亡事故を起こす危険性が有ります。

(3)
 歩道が無ければ、横穴式の車庫の前は、離れて道の反対側を歩く事がでるので安全です。ふじが丘は歩道がないので、これまで、横穴式車庫の前で人身事故は起っていません。

(4)
 横穴式車庫の側は、NTT住宅から車が出てくる出口も有ります。どうしてこんなに危険な側に、歩道を付けようとするのでしょうか。長尾台自治会が介入すると、いつも、このような住民無視が起ります。

横穴車庫の側の狭い歩道より、歩道無しが安全です。
 どおしても歩道を付けるのなら、反対側に付けましょう。

[3]
 歩道と車道の境界は、御年寄がつまずいて転倒しない様に、白線だけにしましょう。

[4]
 消防車のため、車道幅は5、5m.