ふじが丘住民とNTT宅地造成の経過

[1]
ふじが丘住民である北脇隆史(平成7年度・長尾台自治会副会長)は、平成7年9月、小西酒造本社を訪問し石井正三取締役よリ、白雪野球場が電気通信共済会に売却の交渉中である事、売却後は、一戸建のNTT社員住宅地に転用する計画である事を確認した。

[2]
ふじが丘の平成7年度自治会役員(班長)6名だけに、上記の売却計画が事実である事。まだ、売却交渉中のため、売買契約の成立まで住民全体への公表は控えてほしいと、小西酒造より申し入れが育った事を告知すた。

[3]
平成8年3月始め、小西酒造より野球場売買完了の報告を受けて、長尾台自治会副会長で、ふじが丘地区の最高責任者である北脇隆史の責任に於いて、ふじが丘の全住民に、「野球場が電気通信共済会に売却された事、一戸建のNTT社員住宅地に再造成される事」を、文書を配布して告知すた。

[4]
上記の住民への告知と同時に、長尾台自治会副会長(ふじが丘住民)北脇隆史の責任において、電気通信共済会に、下の3点を申し入れた。

(1)
宅地造成に関し、ふじが丘住民に直接、説明会をひらく事。

(2)
野球場の崖(山側)を、将来にわたリ責任を持って保守管理する事。

(3)
保守管理につき、崖のすぐ上に家の在る住民に安心できる説明をする事。

[5]
長尾台自治会の新年度会長に立候補者があり一度は決定したが、新会長の不手際のため副会長が決まらず、このため新会長も辞任し、平成8年4月の新年度・総会まで、平成8年度の会長と副会長は決定出来なかった。
 総会で、規約では再任できないが、臨時の処置として、新会長・新副会長が決まるまで、平成7年度会長の藤井と副会長の北脇が、それぞれ、会長と副会長の職務を代行する事に成った。

(現在の自治会会則)

*会長・副会長は幹事(班長)の中なら選ばれます(10条)。

*幹事は毎年交替しますので、会長・副会長の連続再任は出来ない仕組です。

*最高幹部の連続再任で生ずる弊害を避けるのが、現在の規約の主旨と思われます。

*会則の改正には、総会の議決が必要です。総会で会則改正の議決がない現在。藤井氏の平成8年度会長への再任はあり得ません。

[6]
電気通信共済会は、北脇副会長の要請に応えて、ふじが丘住民に直接、NTTの住宅造成の関する説明会を、下記のとおり、3回、開催した。

(1)
平成8年4月26日(金)。旧野球場山側の崖の保守管理について説明会。

出席の主婦から娯楽室(集会所)を建て欲しいと要望あり。

(2)
平成8年5月11日(土)。宅地造成工事全般に関する説明会。

ふじが丘住民に、造成地図など資料を配布。

(3)
平成8年8月31日(土)。着工にあたり工事の安全対策に関する説明会。

[7]
[6月の長尾台自治会役員会での北脇副会長代行の発言]

 長尾台2丁目の福祉施設建設問題で、環境に影響の大きな、2丁目住宅北側の山を削る建設工事が、2丁目住民に説明会も無いままに、決定された。
 平成6年の自治会最高幹部(2丁目の住民ではない)の承認の印だけで、住民が知らぬ間に、「地元住民の承認は得た」として、市議会に議案が提出され、工事予算が議決されている。
 2丁目住民が山を削る事を事前に知り、環境破壊を理由に、市議会の議決の前に反対していれば、議会で否決された可能性が大きい。(福祉施設の代替地あり)。  現在、地元住民の反対を押し切って工事を強行している。

 ふじが丘住民は、2丁目の二の舞はしたくありません。  ふじが丘の住民でない自治会幹部の承認だけで、ふじが丘住民の知らぬ間に。
  1. ふじが丘の宅地造成工事や、
  2. 山本台−ふじが丘−湯山台間の、車道建設が決まる事に反対します。

 ふじが丘のNTT宅地造成の件は、北脇副会長代行の責任で、ふじが丘住民に、4月と5月、すでに2回説明会を開いている。ふじが丘の住民で決めたいので、長尾台自治会は介入せず、ふじが丘の住民に任せてほしい。

以上の通り、北脇副会長代行が6月の役員会で発言し、反論は出ませんでした。

[8]
 6月の役員会で、自治会に、ふじが丘対策委員会を作る決議はしていません。
藤井会長代行が2丁目住民の集会で、適当な弁護士が探せないと言うので、北脇が元大阪弁護士会副会長の友人を紹介し、藤井会長代行、2丁目役員・有志を案内して、2丁目問題の法律相談に行きました。役員会は、その相談内容の説明でした。
 7月の役員会でも決議されていません。

[9]
 電気通信共済会は、崖の岩盤強度のボーリング調査も、6月に実施しました。

[10]
 8月31日、北脇副会長代行からの申し入れにより、関西電力が高圧線の建て 替え工事後の、電流量の増加と電磁波の安全性の説明会を開いた。(NTT宅地の工事説明会の後で)
[ふじが丘通信8号発信人・北脇]