平成15年5月5日(文責 吉成)

ふじガ丘自治会とホームページ (その7)

ホームページ部の誕生

 

ームページ部は平成13年3月度の定例委員会で提案され、検討の結果、シニアクラブ、子供会等と並んで正式に自治会の部の一つとして承認されました。平成9年4月に宝塚市ふじガ丘自治会を名乗った幻のホームページが立ち上がってから4年間が経過していました。

 

ークラブの例会での話がきっかけで生まれました。同好会が議事録のように自治会活動そのものを掲載していてもよいのだろうか。自治会の組織の一部となり、責任を明らかにできる形で自治会の記事を掲載する方が好ましい。非常時通信の方法が自治会会員に提供されているので、これも自治会活動の一部として位置付けた方がよい。などなどが議論されました。

 

由な雰囲気の中で楽しんでいるのに自治会の組織となったら何がしかの義務と責任を持つのは当然のこと。でもそれは困る自由でいたい。それでは、別組織にしたらよい。そこで、先達の岸田さんと松永さんがホームページ部員となり、まとめ役に吉成をと言うことになりました。自治会の定例委員会に正式に提案してホームページ部を承認していただきました。私達を信頼して任せて下さったことを嬉しく感じました。

 

縁の活動では、地域のために動こうとしている人に信頼を寄せて、積極的に支持することは大切なことだと思います。無論、まちを住みよくするのは1人1人の役割です。しかし、お互い忙しい環境で生活をしていますので、他人のために時間を避けない、するならみんな平等にとこだわりが生まれます。地域の活動は容易に沈下してしまい、アッと思う間に住みよくないまちづくりが進んでしまうことになります。

 

員さんの信頼により立ち上がった自治会のホームページ部は当自治会に素晴らしい成果をもたらしています。山火事の時に私どものホームページは全国の注目を集めました。毎日TVが午後6時からの番組で自治会とホームページ部を取材して放映しました。山火事以降に自治会の特別委員会が県や宝塚市と折衝しました。ホームページには何も記載されていませんが、その存在が力強い後押しをしてくれました。

 

ファイバーの導入はホームページ部が自治会の組織であったので実現しました。満願の里にはADSLが届かない、ふじガ丘にはケーブルTVもない。従って、ブロードバンドの時代にふじガ丘は情報砂漠となる運命にありました。しかし、当地では他所に先駆けて光ファイバーを使えるようになりました。今でも、都会の友人から「ふじガ丘で光ファイバーが使える?信じられない」と羨ましがられることがあります。

次回は満願の里に光ファイバーがきたを紹介します